これまでに、19カ国の国と地域を旅しているが、行きたいところはパナマである。
パナマ!中学生の頃、「パナマ運河」という単語を目にして、『あー、ずいぶん遠い世界の話だなぁ』と思ったのですが、まさか自分が10回以上訪れて、合計1年も滞在するようになるとは夢にも思っていませんでした。
パナマ運河はガツン湖という湖をせき止めて1914年にアメリカが完成させた淡水の運河です。その前にフランスがスエズ運河の工事を応用して海水運河の建設にトライしたのですが上手くいかず、投げ出しております。それだけ難工事だったわけですね。
パナマ運河建設にはアジア人も数多くかり出されており、とくに中国人労働者は重要な労働力として機能しておりました。日本との関係も深く、パナマ運河建設には青山士(あおやま あきら)という建築士が活躍しました。
ぼくが初めてパナマの地を踏んだ1993年は、あのノリエガ将軍に対するアメリカのパナマ運河侵攻(1989-90年)の余韻があちこちに残っていました。スラム街は真剣に治安が悪く、街なかの巨大なビルにはガラスが入らず、電気も来てないところがありました。
でも、自然はとんでもなく豊かで、22歳の村上青年の人生がゴゴゴっと動いた瞬間でもありました。
どうですか!たまらんなぁ。
早くまたパナマに行かねば!!
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